体調に不安はありませんか?
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和整體プロジェクト
和整體という技術は、故・七沢賢治先生との対話の中から生まれました。日本で昔から行われている『手当て』を基本理念とし、自分自身のケア、家族のケア、そして周りの人々のケアへと、技術や科学の力とともに発展してきました。
武術の世界では、心・技・体という言葉を耳にします。施術の世界でもこれは同じで、「技」つまり技術を上げるには、身体を創らなければなりません。かといってベンチプレスで100キロ挙げるとか、開脚で180度も開くような身体の創り方は必要ありません。ここでの身体とは、施術に必要な「触り方」のことです。施術に必要な体力や身体ができると、技術が目に見えて向上していきます。そして、施術者の身体が良好な状態、つまり安定していると、術者自身の精神、つまり心も安定し、患者さんへ対して体を安定した状態を創れることが可能になると同時に、患者さんの精神も安定に導けるのです。
このように、「安定」している状態を科学的には「平衡状態」といいます。和整體の最大の目的は、この平衡状態を創ることです、これは患者さんの身体はもちろんのこと、施術者自身の身体や心、そして技術も含まれています。
では、この安定した状態はどのように創られるのでしょう、それは骨格、特に関節、内臓の働き、そして頭蓋骨が正常に働いていることが条件になります。骨格、内臓、頭蓋骨の3つの概念は、武道でいう心技体と同様に、施術における三位一体であり、どれかが欠けると安定した状態が創れなくなります。
一つ一つ解説していくと、まず骨格が土台となります。物理をはじめとする「科学」の領域では、「相対的」という概念がかなり重要視されます。相対的とは、何を基準にしてどこをどのように調整するかです。その基準となるのが骨や関節です。カイロプラクティックを世に広めたBJパーマーのターグルリコイルは後頭骨から頸椎をそろえるテクニックになります。この場合、基準になっている骨または関節が後頭骨になります、つまり後頭骨から相対的に頸椎(特に上部)が変位しているかを触診し矯正する技術になります。和整體の場合、この基準になる骨(関節)が骨盤、特に仙腸関節となります。ですので、この仙腸関節をまず安定させることが和整體理論の第一歩になります。
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